4月某日に社員旅行として一泊二日で「大阪」を訪問しました。
当日は47名の社員が参加し、日常業務から一旦離れ、交流や学びを目的とした有意義な二日間となりました。
■1日目 大阪観光とレストランで親睦会
初日は各自新幹線で大阪に向かい市内で観光やショッピングを楽しみました。
各自のペースで大阪の歴史や文化に触れることができました。
中でも「中之島」エリアでは、歴史的建築と現代アートが共存する魅力的な文化空間を満喫できました。
『こども本の森 中之島』
大阪で生まれ育った世界的建築家・安藤忠雄氏が自ら設計・建設し、大阪市に寄贈した文化施設で、
「本や芸術文化を通じて、子どもたちが豊かな創造力を育む施設を中之島公園内に整備したい」という想いから建設されており、芸術と知育を融合したユニークな建築が印象的でした。
『大阪市中央公会堂』
ネオルネッサンス様式の歴史的建築物でヨーロッパ宮殿を思わせる意匠が各所に散りばめられており
周辺にも同じ様式で造られた『大阪府立中之島図書館』や『日本銀行大阪支店』が並んでいました。
ネオルネッサンス様式の荘厳な建物が並び、まるでヨーロッパの街並みを思わせる空間に社員一同、感銘を受けました。

『夜の懇親会』
会場は中之島公園内のカフェレストラン「GARB weeks」様。
素敵な雰囲気の中、食事はビュッフェ形式の食事と共に、部署の垣根を超えて親睦が深まりました。
周辺では万博をテーマにしたイルミネーションも催され、幻想的な夜を過ごしました。
■2日目 『EXPO 2025 大阪万博』視察

翌日(2日目)は参加者全員で「EXPO 2025大阪・関西万博」の会場を訪問
開催4日目という貴重なタイミングでの見学となり、平日かつ荒天に恵まれ、快適に視察することができました。

『大屋根リング』
特に印象的だったのはやはり、万博の象徴ともいえる『大屋根リング』
最大の木造建築として2025年3月にギネスにも登録されるほどの大きさで
日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合に、現代の工法を加えて建築されています。
メディアで見るよりも実物は大きく感じ、全周約2kmというスケール感と美しさに社員一同圧倒されました。
夜はライトアップされており、建築美がより強調され非常に美しい景色を見ることができます。

話題の海外パビリオンは、各国の特徴を前面にアピールした個性的な建造物が軒を連ねており、
「実際にこの国に行ってみたい」と感じさせてくれるパビリオンばかりでした。
『国外パビリオン』
カナダのパビリオンでは大屋根リングから見ると特にわかりやすく、
実際にカナダで見られる自然現象「水路氷結」が建築で表現されていて
川面の氷が溶けて流れることで生まれる儚い氷の造形が魅力的でした。
「太陽の沈まぬ国」スペインでは「海と太陽」の2つの要素がパビリオンの建築を形作っており
入口の階段を利用して両方を表現しており、非常に幻想的な空間となっていました。

『国内パビリオン』
国内パビリオンでは「未来の技術」に触れることができました。
大阪ヘルスケアパビリオンは内観にDNAのらせん構造を模した吹き抜け空間が印象的でした。
外観も鳥の巣をイメージした網目が特徴的で、屋根の上部から水が流れ落ちる演出も素敵で目を引きます。
同じ建築の第一人者として今後の資源や資材などの課題や他社に埋もれない独自性の追求など
万博ならではの体験を通じて、今後の業務に活かせる多くの刺激やインスピレーションを得ることができました。
我々は、こうした社内イベントを通じて、様々な地域の文化や特色に触れて刺激を受けることで
業務へ活力に繋げ、「彩り」豊かな未来を創造できるように日々研鑽しております。
今回の社員旅行は、そんな私たちの価値観がまた磨かれた二日間でした。

今後もこのような取り組みを継続し、より良い職場環境の実現を目指してまいります。
このような社内イベント紹介や企画に役立つコンテンツは、
当サイトで随時紹介していますので、ぜひ今後もご覧いただけますと幸いです。